会社の
データベースのセキュリティ|暗号化・アクセス制御・ログの3本柱
こんな
- 顧客名簿や
会員情報を データベースで 管理している とき - 通販サイトや
予約システムの 制作会社に、 データの 守り方を 確かめたい とき - 取引先の
チェックシートで 「個人情報への アクセス制限」や 「アクセスログ」を 聞かれた とき
読み終えた
「顧客名簿の
結論:データベース

データベースで守るもの:3本柱で考える
顧客名簿を
守り方は、
| 柱 | 何を | 主に |
|---|---|---|
| アクセス制御 | 誰が、 | 機密性・完全性 |
| 暗号化 | 盗まれても | 機密性 |
| ログ | 誰が | 責任追跡性 |
個人情報保護委員会の
一番多い失敗:クラウドの公開設定のまちがい
総務省は
データベースまわりで
- インターネットから
直接つながる: データベースの接続口が、 社外の どこから でも 開いている。 - 初期の
パスワードの 導入時のまま: 管理者IDと パスワードを 変えていない。 - バックアップの
置き場所が データを公開: 書き出した ファイルを、 誰でも 見られる 保存場所に 置いている。 - テスト用の
コピーが 本物の残る: 顧客データを 使った テスト環境が、 守りの 薄いまま 放置されている。
どれも、
アクセス制御:最小権限で被害を小さくする
最小権限とは、仕事に
| アカウント | 渡す権限の | 気を |
|---|---|---|
| 管理者用 | 設定変更、 | 使う |
| アプリ用(サイトが | 必要な | 管理者の |
| 集計・閲覧用 | 必要な | 電話番号や |
アプリ用の
人の
暗号化:鍵を別にして初めて効く
データベースの
- 保存時の
暗号化: ディスクやファイルと して 置かれた データを 暗号化する。 ディスクや バックアップが 持ち出されても 読めない。 - 通信時の
暗号化: アプリとデータベースの 間の 通信を TLSで 暗号化する。 途中での 盗み見を 防ぐ。
保存時の
暗号化には
- 電子政府推奨暗号
リスト などに 載る、 安全性が 確かめられた 暗号技術を、 適切に 実装している こと。 - 復号鍵を
暗号化した データと 分けて 管理し、 鍵が 漏れないように している こと (または 遠隔で 消せる こと、 第三者が 鍵を 使えない 設計である こと)。
つまり、データと
ログ:誰がいつ何をしたかを残す
データベースの
| 残す | 何に |
|---|---|
| ログインの | パスワードの |
| 大量の | 名簿の |
| 管理者の | 内部 |
ログは、データベースとは
たとえば社員30人の通販会社では(架空の例)
自社の
- データベースは
インターネットから 直接つながらない 設定か。 - サイトが
使う アカウントは、 管理者権限ではないか。 - 保存時と
通信時の 暗号化は 有効か。 鍵は どこで 管理しているか。 - ログイン記録と
管理者の 操作ログを、別の 場所に 何日分残しているか。 - 本物の
会員データを 使った テスト環境が 残っていないか。
返ってきた
チェックシートではこう聞かれる
| よく | 答え方の |
|---|---|
| 個人情報を | はい。 |
| 保存している | はい。 |
| 個人情報への | はい。 |
| アクセスログを | いいえ。 |
「いいえ」の
試験ではここが問われる
- 最小権限:利用者や
プログラムに、 業務に 必要な 最小限の 権限だけを 与える 原則です。 SQL インジェクションの 被害を 小さく する 対策と しても 問われます。 - データの
3つの 保存中状態: (at rest)、 通信中 (in transit)、 使用中 (in use)。 保存時の 暗号化と 通信時の 暗号化で 守る ものが 違います。 CISSPでは 資産の セキュリティと して 出ます。 - 紛らわしい
対: データベース全体の暗号化は、 ディスクの 持ち出しには 効きますが、 正規の アカウントの 乗っ取りには 効きません。 アクセス制御とは 役割が 別です。 - 監査ログ:ログは
改ざんや 消去を 防ぐ ため、 対象の システムと 別の 場所に 保管します。 共有IDでは 操作した 人を 特定できず、 責任追跡性が 損な われます。 - SQL
インジェクションの プレースホルダー根本対策: (SQL文の 組み立てを 固定し、 入力値を 後から 当てはめる 方式)を 使う ことです。
確認問題
問1 ウェブサイトが
- ア トラブル時に
困らないよう、 管理者権限を 与えて おく - イ 必要な
表の 読み 書きだけを 許し、 表の 削除や 権限の 変更は できないように する - ウ 社員と
同じ アカウントを 使い、 管理を 1つに まとめる - エ パスワードは
設定せず、 接続元の IPアドレスだけで 制限する
答えと解説
問2 社員40人の
- ア 暗号化しているので、
個人情報保護委員会への 報告は 不要である - イ 鍵が
同じ 場所に あり、 高度な 暗号化の 条件を 満たさない おそれが ある ため、 報告が 必要に なり得る - ウ
バックアップ ファイルは 個人データに 当たらないので、 報告は 不要である - エ 流出したのが
バックアップ なので、 本人への 通知だけで よい
答えと解説
問3 データベースの
- ア データベースの
処理を 速く する ため - イ 管理者の
アカウントを 乗っ取られても、 ログを 消されにくくする ため - ウ ログを
暗号化しなくて 済むように する ため - エ 保存時の
暗号化の 代わりに する ため
答えと解説
よくある質問
クラウドのサービスを使っていれば、データベースの守りは任せてよいですか?
Excelの顧客名簿しかありません。この記事は関係ありますか?
ログを残しても、見る人がいません。意味はありますか?
外からの確認を足して、社長への報告を1枚に
Moshiruは、